ここのところ取材が続き、言葉による刺激をたくさん受けています。
その中で、特に印象が残ったのが、クラシック・ギター奏者の方の言葉。
「現代音楽って訳のわからないものだけど、まず最初にデッサンをして、一回きちんと構築をして、それをばらしていった結果として訳のわからないものになったのならいい。最初から訳のわからないものを並べているだけのものとは明らかに違うと思うんだよね。音楽を作るときって、そういう手間暇が必要なんだ」
あぁ、これは別に現代音楽に限ったものではないよなぁ。
例えば、自分で曲をカバーする際、アレンジをするにしても、まずオリジナルがどういう作りになっているのか、おさらいをしてから改めてアレンジするのと、最初から自分のやりやすいようにしか弾かずに「アレンジでござい」と言うのとは違う、みたいなことをよくレッスンで指摘されるけれど、そういうことか、同じだな、みたいな。
仕事ですが、ぶっちゃけ勉強になります。
今日は、少し時間ができたので、アコギを取り出して歌の練習をしました。
先日のレッスンでできた課題を、イチからさらっていき……。
手間暇かけて、自分の音楽を作っていきましょう。