昨日の続き、です。
アリア・プロⅡというブランド、ジャパン・ヴィンテージの中ではコストパフォーマンスがいいというのをいろんな記事で読んだりしていたので、あとデザインも個性的だったりするので、気になっていたブランドでした。
大まかな概要は「エレキギター博士」さんで。
で、このカーディナル・シリーズもオリジナルのデザイン。ギブソンおよびヤマハのSG あたりを意識したのであろうダブルカッタウェイに、フェンダーを思わせるブリッジ。弦は裏通し。ピックアップはハムバッカー 2 発。
つまりはギブソンとフェンダーのいいとこどり、みたいな感じといえばいいでしょうか。
ペグは両側 3 連でヘッドには角度がついています。
で、カーディナル・シリーズには CS-400 と CS-350 の 2 種類があって、CS-400 はセットネックでミディアムスケール、そしてカーブドトップのボディと、多分にレスポールを意識した仕様になっています。
で、自分の CS-350 は、フラットトップのボディにボルトオンネック。ネックはレギュラースケールと、よりフェンダーライクですね。
ちなみに、カラーはキャンディアップルレッド、なのだろうか。。シースルーではありません。材はボディがセン、メイプルネックに指板はローズウッド。
日本の古いギターのしっかりしたネックの感じ、好きです。
そして、ジャパン・ビンテージ界隈ではもはや伝説になった感すらあるマツモク製。マツモク工業は長野県松本市にかつて存在した工場です。僕もいちどそのギターを触ってみたいと思っていました。
オリジナルは、トーンポットでピックアップのタップができて、フェイズスイッチもあって多彩な音作りが可能、ということですが、この個体は以前の所有者が改造してピックアップはハムバッカーのみ、ミニスイッチはダミーとなっています。
僕は単純にハムバッカーのギターを使ってみたかったので、ここのところは問題なし。そして、実際に手に取ってみると、軽い! お店での表示は重量 3.6 キロとなっていましたが、もっと軽い印象がします。
ボディのサイズは、レスポール用のケースにぴったりだったので、つまりはレスポール的な抱え心地。自分はストラトとかテレキャスタータイプのギターばかり使っていたので、この小ささに慣れるまでは少し時間を要するかもしれません。
まだ家に帰ってからアンプに通していないので、音はなんとも言えませんが、これからじっくり楽しみたいと思います。