その存在を知ってから、何気に気になっているギターが、グレコのミラージュ。
※画僧は下のものも含めて Reverb より。
こういうやつです。要はアイバニーズのアイスマンと同じ、ですね。
アイスマンのほうはKISS のポール・スタンレー・モデルになったりとか、ポール・ギルバートがこのデザインをひっくり返してファイヤーマンにしたりと、何かと話題性があったり派手な感じがしますが、自分的にはやはりグレコのほうが渋くていいなぁ、なんて思ってしまいます。この辺は趣味の問題ですね。
なんだけど、ブリッジとサドルはアイバニーズの AR シリーズの香りがして(ひょっとして同じ?)、なんとも不思議な感じがします。
ヘッドの形は、やはり今みると、どうしてもアイバニーズですね(笑)。それだけに余計グレコのロゴが貴重に思えてきます。まぁこれも趣味の問題。
で、どこが気になるかというと、やはりそのデザイン。2 ハムの感じとかはレスポール系なんだけど、エクスプローラーをモディファイして尖がった部分を和らげた感じ、とても滋味深い。
今見ても、メタルご用達じゃないぞ、という上品なたたずまい。と考えると、エクスプローラーじゃなくてファイヤーバード的な立ち位置なのかな、なんて思ったり。
1970 年代の日本メーカーの、ギブソンやフェンダーのコピーではないオリジナルを作るんだという気概が伝わってくるような気がします。
そして、案外弾きやすそう。座っても弾きやすそうで、ブルースなんかにもよさそうな気がします。
こんな感じとか。。この動画は胡坐書いちゃってるけど、椅子に座ってブルース弾き語ってもそんなに派手にはならなそう。
いろいろ調べてみると、ミラージュはスティーブ・ミラーが使ったことでその名を知られるようになったらしい。
これだったらブルースでもっと泥臭く使ってもよさそうな感じ。
ということで。
いつか、この手に取ってみたいギターなのです。