40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ニック・デカロとランディ・ニューマンから ―― ますます加速する青春の忘れ物探し

先日書いた記事で、ニック・デカロにちょっと触れて、「あ、そういえば」と思い出した曲がありました。

 

guitar-itsuka.hatenablog.com

 

それは、アルバム『イタリアン・グラフィティ』に入っている〝While The City Sleeps〟という曲。〝町はねむっているのに〟という邦題がついています。

 

イタリアン・グラフィティ

イタリアン・グラフィティ

 

 

youtu.be

 

甘い。とにかく甘い(笑)。

でも、この甘さの中でストリングスが垣間見せるちょっとした陰りが、とってもたまらないのです。こんなふとしたところに彼の凄みを感じます。

 

これはランディ・ニューマンの手による曲、とクレジットにあって。オリジナルを聴いてみたくなりました。ニューマンはどうこの曲を表現していたんだろう、と。

で、このアルバムを発見して聴いていた 20 年前は、まだネットも発達しておらず、とにかく CD ショップに行ってはランディ・ニューマンのディスクをチェックして、この曲が入っているものがないか探したのを憶えています。

だけど、いつまで経っても見つからず、追跡をあきらめてから、気が付けば 20 年ほどの年月が流れていました。。

 

それで、さっき調べてみたら。

そうか、アーマ・トーマスのために作った曲だったのか……。数分で分かってしまった。なんとね、、

 

とにかく。

 

youtu.be

オリジナル(?)はずいぶんと雰囲気が違っていて、ソウルの香りがプンプン。

1964 年の作品らしいけど、今聴いても古臭さなど微塵も感じません。当時としては最先端のサウンドだったのだろうし、ニック・デカロのバージョンとは違う意味でとっても洗練されている。素晴らしいなぁ、これは。

 

ということで、この曲も「いつかやる曲リスト」に追加かな。。どちらのバージョンを手本にするかはそのときに考えるとして。

 

ということで。

青春の忘れ物探しの旅は、まだまだ続きます。