今日は、中学校で箏の授業を取材しました。
いま、中学校では音楽の授業の中で和楽器を 1 種類以上教えることになっていて、ほとんどの先生が箏を選ぶのだそうです。
まぁ、音楽の先生といっても、クラシック音楽とか、いわゆる洋楽を勉強してきた方ばかりでしょうから、和楽器を教えるのは大変でしょう……。
僕が中学生の頃はそんなものは定められていなく、箏とかを習った記憶もありません。
まぁ、当時は和楽器なんてやってもたいして興味を持たなかったかもしれませんが、ギターを始めたいまだったら、同じ弦楽器だし、もう興味津々なわけです(笑)。
あと、40 歳を過ぎてからというもの、三味線や箏の響きを聴くと、不思議なことに落ち着くようになってきたのも(トシなのでしょうか……笑)、これらの楽器に興味を持つ理由のひとつ、なのでした。
龍尾の部分。ギターでいえばブリッジ? それともナット??
箏は龍の姿をイメージして作られていて、各パーツには「龍」の字がつけられています。しかし、こうして糸を束ねているだけでも絵になるというか、デザインとして美しいなぁ、と思ってしまいます。
チューニングは柱(じ/いわゆる駒)を動かすことで行うのですが、これが新鮮でした。ペグに相当するものがないのです。
まぁ、これから自分が箏を入手して演奏を習う、というのはないと思いますが(ギターだけで精一杯なので)、、見るだけでもとてもうれしい体験でした。