40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

あらゆる感情が、ひとつのストロークに込められている ―― ちょっと最近の忘れ物、ジョー・ヘンリー

Fretboard Jounal の YouTube チャンネルに、ジョー・ヘンリーの〝Civil War〟が UP されていました。

 

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あぁ、沁みる音だ……。この、ギターのストローク。最近は忘れてしまっていた。。

 

ジョー・ヘンリーはアメリカのシンガー・ソングライターで、近年はプロデューサーとしての手腕も高く評価されているアメリカーナの代表選手的存在。

この曲は 2007 年の『Civilians』から。

 

Civilians

Civilians

 

 

 

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アルバムのバージョン。耽美なワルツが、聴く者を時空を超えた遠い遠いところに連れ去っていくようで。そして、エレキギターは、一聴して分かってしまうビル・フリゼール……。

 

もう 7、8 年前になるだろうか、いや、ギターを始めたばかりの頃だったような気がする。彼が来日したときにステージを観たことがあって、最初のストローク 1 発で見事にやられてしまったのでした。喜びや悲しみ、怒り。すべての感情がその中に詰まっているようで、その存在感に圧倒されてしまったのです。

 

その公演で彼が使っていたのは1930 年代のギブソンで、「古いギターだからね、すぐにチューニングが狂っちゃうんだよ」と言って 1 曲演奏し終わるごとに丹念にチューニングしていたのが印象的でした。冒頭の動画で使っているのと同じギターなのかどうかは、分かりません。

そんなことを思い出してしまいました。

こんな音、生きているうちに出せるようになるだろうか……。

ま、練習するか。。

 

 

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今年、ジョーン・バエズが新譜で〝Civil War〟をカヴァーしました。プロデュースはヘンリー本人です。この、ダンスとのコラボレーションはスミソニアン博物館で収録されたそうです。こちらも素敵ですね。