40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

2人の確とした「歌」が織り成す幸福な音楽――スクリ・スヴェリッソンとビル・フリゼールのセッションは一足早い豊穣な秋の雰囲気

ビル・フリゼルInstagram 新しい動画を UP していたので、気になって YouTube を探してみたら、ありました。

アイスランド出身のベーシスト/作曲家、スクリ・スヴェリッソンとのセッションです。

youtu.be

これが、また素晴らしい……。スヴェリッソンのベースラインにフリゼールのハーモニクスが載る冒頭の瞬間だけで、もう素晴らしい演奏だと確信してしまった。。

 

曲はスヴェリッソンのものです。どこか秋の大地を思わせるような音像というか、高い空に向かって両者の出す音が吸い込まれていくような。

 

張り詰めた緊張感の中にも、2人の「歌」が確固としてあって。クールなんだけど温かみも感じさせるスヴェリッソンのベース(これ、どこの楽器なんだろう。。今度調べてみよう)、切り裂くような鋭さの中にふと牧歌的な表情をのぞかせるフリゼールのギター。2人の音が絡まると、えもいわれぬ幸福感に包まれてしまうのです。豊穣だなぁ。。

 

ちなみに、これはニューヨークのピアニストとフランスの実業家が組んだ NEWVELLE RECORDS というレーベルからリリースされるもの。NEWVELLE RECORDS はレコードしかリリースせず、年間400ドルと配送料を払った顧客にだけ、2ヶ月に1枚のレコードが届けられるのだそうで、この曲が収められたスヴェリッソンとフリゼールのアルバムは今月の1枚。

なんというか、新しいシステム、と言っていいのかな?

https://cdn.shopify.com/s/files/1/1598/3657/products/season_3_1080x.jpg?v=1526921592

今シーズンのセットはこんな感じだそうです。お洒落ですね。ECMCTI を足して2で割ったような? 画像は NEWVELLE RECORDS のサイトより。しかし、400ドルか。うーむ。。

 

あと、スクリ・スヴェリッソンは、僕は恥ずかしながら初めて知ったのですが、ニューヨークを拠点としていて、アラン・ホールズワース坂本龍一とも共演しているそうです。彼のほかの音源もいろいろ聴いてみよう。

ということで、ちょっぴり秋を先取りしたような気分になったのでした。