今日、いろいろギターをいじっていたら、妻から「このギターもちゃんと面倒みてくれ」と言われてしまいました。
彼女が中学生のときに、音楽の先生から譲り受けたクラシックギター。
アランフェスという、Takamine のブランドらしいです。クラシックギターは綺麗な螺鈿細工も大きな魅力ですよね。
これ、1970 年代の作品で、もう木材も乾いているのか、とっても鳴ります。特に低音弦は弾くと振動がビンビン身体に伝わってきます。これはウチにあるもう一本のアコギ(ヤマハFG)とは明らかに違う鳴り方。
そして、高音はとっても繊細に響く。ビブラートをかけるととても気持ちいい。これもエレキの高音とは違う美しさがあります。
とはいえ、古いので、2~3 年前にペグがイカれてしまい、近所のギター屋さんに行ってGOTO の新品ペグを着けてもらいました。
たまに爪弾いてはいたのですが、最近はとんとご無沙汰してしまい、、今回指摘をされてしまったのであります。ごめんなさい……。
弾かなくなってしまったのは、ひとえにクラシックギターを弾くだけのスキルがないから、です。かといってエレキとかもまともに弾ける訳ではないのですが……(涙)。
でも、このギターを構えたら、それっぽいものを弾きたくなる。
こんなふうに持つのはやめましょう(笑)。ま、できるならいいのでしょうが、クラシックギターはネック幅が広いから、こうするとかなり頑張らないと5 弦をミュートすることができない。ついでに弦高も高い。
ちゃんと(?)こうしたくなりますね。それで、クラシックの曲はできないので、、スティーヴィー・ワンダーの〝Lately〟なんぞを弾いてみました(ま、やってみるだけで、結局できないのですが……)。
むかし聴いた、マリア・ジョアンというポルトガルの歌手がカヴァーしているこのバージョンが印象に残っていて、いつかやってみたい曲です。しかし、ミニマムなピアノだなぁ。。
まぁ、今日弾いたストラトタイプのギターや、クラシックギターもそうなのですが、普段弾きなれていないギターで練習をすると、自分が普段、いかに弾きなれたギターに甘えてしまっているのかが分かるのです。
どちらのギターも、しっかり指板を押さえてあげないと、まともな音が出ない。つまり気持ちよくない。
これが初心者だったら、まずは弦高が低くて、ネックも握りやすいものを、となるのでしょうが、そういうギターでも、しっかりと押さえたほうがいいに決まっている。
もっといろんなギターで練習すると、普段弾きなれたギターも、もっと弾きやすくなるのかな、と思いました。
せっかくウチにあるのだから、もっと頻繁にクラシックギター、弾こうと思います。
道は、まだまだ、遠いのです。