今日は、ある若い作曲家のインタビューでした。
彼は小さい頃からピアノやバイオリンを学び、まぁつまりはクラシック音楽の下地があり、その上にポップな感性も持っているという、いかにも今風のプロフィールを持った方だったのですが。
しかし、とっても意外だったのが、好きなアーティストの1人にシャナイア・トウェインの名前が挙がっていたこと。
シャナイア・トゥエインといえば、まずコレ、なのかな。。カントリーとポップスの垣根をなくした人、というか。
僕の勝手な思い込みかもしれませんが、いかにもアメリカの中産階級に受けそうな音楽だと思っていたので、、彼のような作曲家とは対極にいる人だと思っていたのです。
あと世代的にも。今の20代の日本人が好んで聴くようなイメージは持っていなく。。
ということで、インタビューの内容とは外れた話題ではあったのですが、最後に「そういえば…」と聞いてみました。
すると、こんな答えが。
「もともとは親が買ってきたCDを聴いたんですけど、音の使い方が上手いな、と思って。どの音を延ばしたり、強調して歌ったら次に上手くつながるのかがよく分かってると思うんです。そして、ちょっと変なコードを使ったり、転調を繰り返すようなエグい曲もあるんだけど、それを3分の中でさらっと、エンタテインメントとして違和感なく魅せてしまうところもすごい」
おぉ……、そうなのか。。やはりヒットするにはそれなりの理由があるということなのでしょう。
彼は『UP』の頃から聴いているというので、そのあたりのテクニックはプロデューサーのマット・ラングの影響なのかもしれません(2人は結局別れてしまいましたが…)。
そういえば、彼女は昨年新譜も出していたんですね。さすがの貫禄、です。
さておき。
もっと音楽を深く聴かないとなぁ。。音楽の勉強をもっとしないと。
せっかくそんな音楽的な話を聞くことができる機会をいただけているのだから、そしてギターにも役立つことでもあるので、、もっともっと勉強をしよう、ただ練習するだけでなく、曲の仕組みを掘り下げる時間をもっと作らないと、と思いました。
いろいろなことを覚えれば、新しい景色が見えるはず。
ま、その前に原稿を書かなければなりませんが……。