Fretboad JounalがUPした、ジェイミー・スティルウェイというギタリストの動画を観ました。
こういう音楽、好きです。いつかやってみたい。じゃなくて、できるようになりたい…ダウンチューニングかな??
この繊細な音の選び方とか、エフェクトのかけ方とか、もっと勉強しようと思いました。
しかし、この浮遊感は何だろう。
都会の心象風景というか、夢を見ているような気になります(夢には音がないといいますが、でも、誰かに何かを言われたのは覚えている、みたいな)。
フィンガースタイルなんだけど、エレキでエフェクトが入っているぶん、聴く者に想起させるのは緑の草原ではなく、グレーを基調としつつ信号などのライトが滲む虚ろな都会。そんな感じに思えるのです。
この曲が入っている彼女の最新作『City Static』も聴いてみました。
このタイトルからしても、都会の空虚さ、みたいなのを音で表現することを狙っているのだろうか、なんて思ってみたり。
この、アルバム中に何度か挿入される曲は、どこかブライアン・イーノあたりを思わせたりもします。
ポートランドを拠点としている彼女は、アコギでフィンガースタイルをやっていたのを、ここではエレキに持ち替えたのだとか。
実際にやっていることは、このギブソンL-1でも、冒頭の動画のテレキャスター・デラックスでも同じように思えますが、電気が入るだけでかなり印象が変わってきます。
やはりエレキは都会の音楽、ということなのでしょう。
それにしてもテレキャスターは(ここではデラックスだけど…)本当に万能なギターだなぁ。。