ニューヨーク・ブルックリンの3ピース・バンド、サンフラワー・ビーンのアルバム『Twentytwo in Blue』を聴いています。
うわぁ、何か懐かしい感じ……。
僕の音楽的自我のルーツは、1980年代前半の洋楽にあるのですが(同世代の方は共感してくださるのでは、と思うのですが……)、その頃の、聴くものすべてが新しく感じた頃のキラキラした音の輝きが新鮮に蘇ってくるような気がします。つまりは、好きです、こういうの。
で、このクリップを観ました。
どこか、21世紀のフリートウッド・マック、という感じもします。ギターのニック・ケヴレンがリンジー・バッキンガムっぽいのかな。。
ところで。
で気になったのが、ケヴレンが弾いているギター。
調べてみると、ギルドのS-60Dというモデルらしい。1970年代に生産していたらしいです。
画像はこちらから。
ルックス的にはギブソン(エピフォン)とフェンダーの中間というか。今見るとアイバニーズのファイヤーマンみたいな雰囲気もあります。あと、24フレットですね。
しかし、このコンターの位置は、機能的にどうなのか、という気もします。でも、そのあたりの不思議さが、Guildの不良っぽさでもあるのかな。
動画が、ありました。
シングルコイル独特のジャキっとしたキレのいい感じと、程よい太さが同居しているような感じです。
しかし、このギターと音楽の雰囲気がマッチしているところに、サンフラワー・ビーンのセンスのよさを感じます。
こういうバンドやギターを発見するたびに、音楽を聴くことが楽しくなっていく。こういう新鮮な感覚は、ずっとずっと持ち続けていきたいと思う今日この頃、なのでした。