Premire GItarの最新号で、このページに目が留まってしまいました。
アメリカのバンド、Dispatchのフロントマン、チャドウィック・ストークスが使っているギター。
こういう個性的なギター、大好きです。こういう「箱」で作るギターといえばシガーボックス・ギターが有名ですが、これはよりボディが大きく、普通のギターのサイズに近いですね。
これはカリフォルニアのデザイナー、ジェフ・コンリーによるワンオフ作品のようで、ボディには1950年代のクラリネット・ケースを使っているようです。なんでも、ギターを作るにはスーツケースでは大き過ぎて、クラリネット・ケースがちょうどいいとのこと。このケースはグリーンとクリーム色のコントラストがクラシックでとてもいい感じですね。ピックアップはlRバッグスのアコギ用ピックアップとハムバッカーが付いていて、それぞれに別のアウトプット・ジャックが付いているそうです。
こちらで実際に使っています。
音はよく分からないのですが、エフェクターとかを通せば使える音になるのでしょう。
何よりも、旅を強烈に感じさせるサウンドととてもよくマッチしていいて、素敵だなぁ、と思いました。
こういう南国な感じのテイストを感じさせる音楽、自分からはあまり聴いてこなかったのですが、いいですね。。彼らの音楽、もっと聴いてみよう。
さて、ジェフ・コンリーの元でギターを作る体験記事がありました。
ケースの中にネックを止めたりピックアップやジャックを支える木を仕込んで作っていくのですが、ボディとなるケースはどれもが違うため、いつもトライ&エラーを繰り返しているそうです。それはそうですよね。だからこそ、世の中にひとつだけのギターが出来るのでしょう。
いつか自分もギターを作りたいな、と思ってはみても、ボディも木から作るとなると、かなり大変で、考えるだけで萎えてしまうのですが、こういう代替ボディがあれば、なんとかできるのかなぁ、なんて考えた次第。
まずは、いいケースを見つけることから、意識してみよう。