40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ジャック・ホワイトのギターが「しゃべって」いる

最近、ビザールギターばかり見ているのですが。

すると、どうしてもEastwoodのギターにつながるのです。

eastwoodguitars.com

 

まぁ、あらゆるビザールを作っているといっても過言ではないブランドなので、さもありなん、ということだと思いますが。

とにかく。

それで、Eastwoodが扱っているAirlineというラインのギター、代表的モデルの〝Airline59〟はジャック・ホワイトが使っていることで有名だと、つい最近知りました。

https://cdn.shopify.com/s/files/1/1621/5363/products/Eastwood-Guitars_Airline592P_Red_Right-hand_Full-front-angled_1090x.jpg?v=1517006083

これですね。画像は上記のEastwoodのサイトより。

 

これですね。このモデルはもとはブルースマンのJ.B.フートのシグネチャー・モデルとして作られたといいます。 

youtu.be

スライドが軽快で気持ちいいですね。エルモア・ジェイムスとかを連想させます。

 

さて、僕は正直、ジャック・ホワイトとかホワイト・ストライプスって、今まで触れずに来てしまっていました。ただ、このサン・ハウスの〝Death Letter〟を見て、あぁ、これはすごい 、と思ったのを憶えています。何か、曲というのもありますが、行き場のない感情やエネルギーの塊を一気に吐き出すような表現力が、どこまでもブルースのように感じたのです。

youtu.be

 

Airlineを弾いているこれも、ブルースですね。そしてツェッペリンっぽい、、

youtu.be

かなりノイジーなソロを弾いていますが、聴いていて、ふと思いました。

あ、これ、しゃべってるみたいだな……。 音楽的というより、やはり感情を吐き出しているような。よく「歌う」ギター、みたいな言い方をしますが、彼の場合は「しゃべる」というか、「歌う」よりも原始的な「訴う」ギターという言葉が合うのかな。

 

昔、ラヴィ・シャンカールの音楽を聴いたときにも同じようなことを感じました。

youtu.be

このリズム感や弦をベンドする感じは、まるでしゃべっているようだなぁ、と。インドの人たちはこんな感じでしゃべるのだろうか。

 

人が話す言葉のイントネーションは、その人たちの音楽に大きな影響を及ぼす、というのを読んだことがあります。それは民謡とかトラディショナルな音楽もそうでしょうし、オペラなどもまた然り。先ほどのジャック・ホワイトも、彼のリズム感にどこか言語的なものを感じたのかもしれません。

 

youtu.be

この、新譜からの曲も強烈です。彼の音楽が受けるのは、どこかに人の感情の奥底に訴えるリズムが内包されているから、なのかも。

 

何か音楽を聴くときに、そういう観点を持ったり、また特にギターを弾くときに意識したら、何か新しいものが自分の中に出てくるのかな、と思います。

音楽は本当に不思議で、奥が深いですね。