先日、この記事を書いていて、このシェイプはひょっとしたらギブソンのバーニー・ケッセル・モデルあたりの影響もあるのかな、と思いました。
こんなの、ですね。
写真はこちらの記事より。
1960年代にギブソンが当時の人気ジャズ・ギタリストだったバーニー・ケッセルのシグネチャーとして作ったのですが、当のバーニー本人は気に入っていなく、もっぱら同じギブソンでもES350を弾いていたようです。
50年代にはシカゴの楽器メーカー、KAYがシグネチャーを作っていましたが、こちらにも全く満足していなかったようです。開発時にどうにかならなかったのでしょうか……。
画像はこちらより。
僕は学生時代にシェリー・マン(ドラム)、レイ・ブラウン(ベース)とのトリオ、ザ・ポール・ウィナーズのCDを買ってきて聴いていた記憶があります。それで、ものすごく久しぶりに引っ張り出して聴いてみました。
- アーティスト: バーニー・ケッセル・ウィズ・シェリーマン&レイ・ブラウン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/12/03
- メディア: CD
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あぁ、素晴らしいなぁ。。ケッセルのギターはグルーヴィーにスイングしつつ、ソロではブルージーな側面も垣間見せたり。とにかくいろんなアイデアがきちんと楽曲の中で消化されて、音楽とはかくあるもの、というひとつの確固とした形が提示されているような気がしました。ここにすべてがある、というか。
シェリー・マン、レイ・ブラウンとの息もピッタリで、この3人だからこそできる音楽なのだと思います。
〝On Green Dolphin Street〟、当時好きでよく聴いてたなぁ、なんて思い出したり。今聴いても全然古くない。イントロのブリッジミュート(?)を使ったリフとスイングしまくるソロとの対比も素敵。ブラウンのソロは必要最小限で大人な感じ。マンのドラムは随所で細かいワザを効かせてます。
こういうのを聴くと、本当にギターは素敵だなぁと思いつつ、もっと練習しなきゃ、と思うのでした。