40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

ビル・フリゼールのインタビューを読んで、1人で観客の前で演奏することを考えた

Premire Guiterのサイトに、ビル・フリゼールのインタビューが掲載されていました。

 

www.premierguitar.com

 

新しいアルバム『Music Is』についての話が中心になっています。

 

guitar-itsuka.hatenablog.com

 

ミュージック・イズ

ミュージック・イズ

 

このアルバム、ひとつの音の中に宇宙があるというか。とにかく素晴らしい……。ジャズだ何だというジャンルに分けることが馬鹿らしくなるほど、フリゼールの音楽になっています。

 

「学校ではスピーチの授業が大の苦手で、ひとり大勢の人を前にして喋るのが辛かった」というフリゼール。ソロ・ギターというのは昔から意識はしていたものの、ライブでは怖くてなかなかできなかったとのこと。

1980年代の前半、初めて行ったソロ・ライブは「まるで拷問のようで、もう二度とやるもんか」と思ったそうです。「でもこれはチャレンジ。私はミュージシャンで、ひとりで観客の前で演奏できるようにならなければ」と続けるうちに、恐怖感を克服ができるようになったそうです。「今ではようやく、精神的な苦痛を伴わずにやれるだけの自信が出てきた」。

 

ライブとかを見に行っても、ソロ・アーティスト、独奏をする人とか、ひとりで弾き語りをする人はすごいなぁ、といつも思います。ステージ上からたったひとりで何十人、何百人、あるいは何千人ものパワーを受け止め、それを音楽として返すのですから。ものすごいエネルギーを必要とするはずです。

 

自分は年に2回だけ、発表ライブという形で人前で演奏をしますが、やはり共演者(先生)に助けられている感はあります(というか、助けられてしかいない……)。彼らがサポートしてくれるおかげで、自分は自分のことだけに集中できるのです。

 

guitar-itsuka.hatenablog.com

 

「ソロには自由があって、それは素晴らしいもの。どんな雰囲気にも、どんな趣向にも、自分がやりたいように進めることができるのだから」

 

たぶん、そこには今まで自分が見たことのない光景が広がっているのでしょう。

そんな景色を見たいがために、そして、そんな境地に立てるだけのパワーを身に付けるために、僕らは日々練習を重ねているのかもしれません。