40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

Haley Heynderickxを聴いて、「なつかし」とは何かを考える

最近、ウェブで何度かその名前が目にとまって、気になっていたのがHaley Heynderickxというシンガーソングライター。まず、なんて読むのだろう。ハーレー・ハインダーリックスとか? どんな音楽をやっているのだろう。

そんな彼女のデビュー・アルバムが、NPRのFirst Listenで聴けるようになっていました。

 

www.npr.org

 

I Need to Start a Garden

I Need to Start a Garden

 

 

あぁ、どこかなつかしい感じだ。

ふんわりとしつつも力強い声と、ギター1本で世界を作り上げているのが素敵です。

60年代、70年代のフォークにソウルやブルース香りもちょっと加えた、みたいな言い方が一番伝わりやすいのだろうけれど、だけど、それだけではなくて、とっても新しい感じもする。

 

www.youtube.com

アルバムではアコギもエレキも弾いているけれど、クラシックギターを爪弾くのがいちばん僕的には好きだな。

ナイロン弦の響きが、聴く者を今でも昔でもないところに連れて行ってくれるというか、聴いていてとても不思議な気持ちになるのです。

 

先日読んだこの本の、「なつかし」のくだりを思い出しました。

guitar-itsuka.hatenablog.com

 

あちらでもこちらでもなく、近いよいうで遠い。だけど心の深いところとつながっているような。なんともいいようのない感覚。僕が感じたのはこれなんだろうか。

 

音楽と「なつかし」の関係。これはもうちょっと考えてみると面白いかな、と思いました。