40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

「音楽を長く続ける秘訣は?」なんて質問は、愚問だった

今年最初の仕事は、超がいくつも付くほどのベテランジャズマンのインタビューでした。

先日原稿を仕上げたのですが、ひとつ発見というか、そりゃあそうだろうなぁ、ということがありました。

 

僕は、取材時間やインタビューの内容にもよりますが、ミュージシャンの方には「音楽をあきらめずに長く続けるその人なりの秘訣」みたいなものを聞いていて、だいたいの場合はみんないろいろ考えて答えてくれます。「休み休みやればいいよ」とか……。

その方も、その問いに対し、ひと言で、非常に簡潔に答えてくれました。

 

「好きだったらやるだろ」

 

素晴らしい。

そうですよね。

好きだったら、どんなに忙しくても時間を作ろうとするし、好きだったら簡単にあきらめようとしない。好きだったら辛いことも楽しい。

なんだかんだと言葉を並べてしまうのは、結局できないことや、あるいは好きではないことへの言い訳なのかもしれません。

僕も薄々感じていたけれど、こんな問いは愚問、なのかもしれません。そう思えるほどの潔い回答だった気がします。

あるいは、「あなたのスランプ脱出法は?」みたいに趣向を変えたほうがいいのかも。

 

ギターを始めてから感じたことですが、とにかくやるしかなく、練習しないと上手くならない。言い訳してる暇があったら、練習するか……。

 

 

youtu.be

今日、来月発売されるというマイケル・ランドゥーの新譜からの曲を聴きました。

歳をとると、こういうスローなテンポが、なんとも心地よく感じるようになります。じわじわときます。そして、ランドゥーのギターはなんともブルージー。

いつの日か、こんなふうに弾けるようになりたいものです。