Music Radar に、Tommy Emmanuel: the 10 guitarists that blew my mind という記事がありました。
※ 英語に慣れたくて、なるべくこういう記事を読むようにしています。。
挙げられているのは、以下の10人。
- ジャンゴ・ラインハルト
- パコ・デ・ルシア
- ジェリー・リード
- スティーヴ・ルカサー
- チェット・アトキンス
- ジョージ・ベンソン
- ラリー・カールトン
- ドン・リッチ
- ジェームズ・バートン
- エリック・クラプトン
僕はトミー・エマニュエルの音楽をよく聴いている、というわけでは正直なく、「圧倒的なテクニックを持ったフィンガーピッキングの人」程度の認識しかなかったのですが、パコ・デ・ルシアやスティーヴ・ルカサー、ジョージ・ベンソンをはじめ、バラエティ豊かなギタリストがリストに入っていて、興味深く読んだのでした。
例えば、エリック・クラプトンに関するコメントでは「彼のソロはまるでストーリーを語っているようだ。何でも速く弾くわけでなく、考え抜いて美しく弾いている」みたいなことを言っています。
これは、ここに挙げられたギタリストすべてに当てはまることなのだと思います。エマニュエルはテクニックがあるのはもちろん、それを基に美しく、歌心を持ってソロを構成したり、ひとつの美しい音楽としてアウトプットするプレイヤーに惹かれ、自身もそういう演奏を心がけている人なのでしょう。
僕は速く弾くことなんてできないけれど、だけど、音楽をどううまく聴く人に届けるか、考えることはできるかもしれない。というか、そう考えることが日々の練習をアクティブにするのかも、と思いました。
このジャンゴの曲、いいなぁ。聴いていてリラックスした気分になるけれど、こういう演奏は鍛錬を積んだ人だけに許される境地なのでしょう。
しっかりと意志を持って日々の練習に取り組む大切さを、改めて教えてもらったような気がします。