前回の続きです。
まずはギターを買ってしまえ!
ギターを習うことにしたけれど、まずはギターそのものがなければ何も始まらない。
これが例えばバイオリンとか、サクソフォン、フルートとかだったら
いくら初心者用といってもそれなりの値がしてしまうと思うけれど、
ギターはそれらの楽器に比べたら比較的手に入れやすいし、
中古市場も充実している。
※ そんなことも当時は全然わからなかったけれど……。
そこで、彼に紹介してもらった、
大久保のTC楽器へ。
アコギ売り場に行って1~2 万くらいのエレアコを物色し、
弾けないくせに試奏し
(店員さんに弾いてもらうというアイデアも当時はなかった…)、
選んだのがヤマハのAPX。
これの、何モデルか前のやつかな。
※ 結局コレは1 年くらいで知り合いのライターさんに譲ったのだけど、
その後、巡りめぐって、このPV の冒頭に出てくることになるという…。
その後どうなったかは、わかりません。
まだ彼が持ってるのかもしれないし、ほかの誰かの手に渡っているかも。。
買ったはいいけどキレイな音が出ない!
ギターを買った帰り道、本屋に寄ってコードブックも買ってきました。
家に帰って、コードブックを開き、早速音を出してみると……。
C コードひとつ満足に押さえられないことにがく然。。
指がつりそうだし、どこか頭の奥のほうが、ピクピクするのを感じる。
いままで使っていなかった脳が、急に動き出してビックリしているような。
やっぱり自分には無理なのかな、と不安が頭の中をよぎったけれど、
まぁ、いきなりやりすぎて、けんしょう炎みたいになってしまってもしょうがない、
と理由を無理やり作って、その日はとりあえず寝たのを憶えています。
(つづく)