40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

自分史

〝Hoochie Coochie Man〟をひとり弾き ―― 今日の練習

この時期、確定申告をしなければならないのですが。 何とかなりそうな気がしてきたので(本当かい……?)、ギターを、弾くぞ。。 www.youtube.com いわゆる、〝Hoochie Coochie Man〟ですね。。 4年前、コロナ禍が始まったときに、歌ったのでした。 guitar-it…

久々のアコギでチャチャっと弾き語り。。

昨日は、蓼科の明治温泉に行く日でした。 Wi-Fi があるので、日帰り温泉に入ってワーケーションしています。 www.meijionsen.jp 先月は、音楽好きの皆さんとセッションを楽しみました。 guitar-itsuka.hatenablog.com 昨日は、その皆さんが宿泊しに来ていて…

11月、リヴァプールの風は冷たかった

昨日は久々に、対面のインタビュー仕事で、しかも、カメラマンさんは偶然、僕とはもう 20 年来の大変にお世話になっている方だったので(一緒にお仕事するのは恐らく 5年ぶりぐらい)、昔のことをいろいろ思い出してしまったのです。 帰り道に、そういえば一…

4 年前の演奏をつい発見したのは、これを何とかしろ、ということなのかもしれない

ふとしたことから、4 年前の今日に撮った(と思われる)動画を発見しました。 せっかくだから、アップしとくか。。 www.youtube.com っつか、まず、、音が小せぇよ……(爆)。まずはそういうとこからだな。。 当時、トム・ペティが亡くなって、その追悼の意を…

5月14日は B.B. キングの命日だったはずだ

古い写真を見返していて、思い出しました。 確か、5月14日 が B.B. キングの命日だったと思います。 というのも、そのニュースが入ってきたとき、私(と妻)はバルト海を進む船の上にいたのです。 2015 年の 5月、私たちは 2週間ほどの北欧の旅に出かけまし…

カーメン・マクレエによる〝Close To You〟がエグい

1990 年代は、バート・バカラックのちょっとしたブームがあったと記憶していて。 ※ 僕はそのときに初めてバカラックの存在を知ったし、いまから思えばブームというかリバイバル、みたいなものですね。。 その、バカラックの代表的なタイトルを、カーメン・マ…

来年は成り上がってやるぜ、なんて息巻いてみようかと。。

もう十数年も前になりますが、アメリカのニューオーリンズに取材で行けたことがあったのです。 ちょうどその年はエルヴィス・プレスリーの没後 30 年とかで、じゃあメンフィスでも行くか!? みたいな感じでしたが、ニューヨーク在住の戦場カメラマン(!)…

ドン・ヘンリー〝The Boys of Summer〟―― クラゲが出てくる海のように

今週のお題「夏うた」 猛暑という言葉ですら生易しく響いてしまうほど、もう本当に暑いのですが。。 僕が小学生だった頃は、30 度を超したら大騒ぎ、だったような気がするけれど、今では20 度台後半なんて、秋ですか? みたいな感じで……。 実際、もう立秋も…

5 月の終わりに聴く The Actual Tigers 〝End Of May〟

20 年ぐらい前に、ふと CD ショップで見つけて買って、愛聴していたアルバムがありました。 The Actual Tigers というシアトルのバンドの、『Gravelled & Green』というアルバム。 Gravelled & Green アーティスト:Actual Tigers 発売日: 2001/07/17 メディ…

旅先でのヘビロテ〝Sometimes Love Just Ain't Enough〟 パティ・スマイス&ドン・ヘンリー

久々に、本当に久々に、旅先で聴いた音楽の話。 前回はストックホルムで終わっていました。 guitar-itsuka.hatenablog.com この翌年(1994年)の夏、姉と一緒にパリ~ロンドンへの 1 週間ほどの旅行に行きました。 現地の会社によるツアーで、パリ ― ロンド…

ストックホルムで観たハロウィンのコンサート ―― ヴァイキングたちに囲まれて

久々に、旅シリーズの続き。 guitar-itsuka.hatenablog.com コペンハーゲンから再びストックホルムに戻り、街を歩いていたら、泊っているユースホステルにほど近いライブハウスで、ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、ハロウィンのライブを告知するポスターが…

プリティ・メイズだったはずが、シン・リジィ、そしてハンマスホイへ ―― とりとめない旅の記憶

コペンハーゲンの目抜き通りというか、旧市街的な観光スポットのひとつに、ストロイエという小ぢんまりとした歩行者天国があるのだ。 www.tripadvisor.jp ストックホルムから夜行列車で、途中ヨーテボリから連絡船にも乗って、朝の 6 時に着いたけれどやるこ…

西に向かいながら〝Flying East〟を聴く。―― 旋回するアエロフロートに乗って

この前、むかしの記憶を掘り起こしてみたら結構楽しかったので、、もうちょっと続けてみようかと。 guitar-itsuka.hatenablog.com このときはスウェーデンとデンマークに行ったのだが、そもそも海外旅行も初めてなら、飛行機に乗ることも初めてだったのだ。…

蘇った旅の記憶 ―― ここから創作にトライしてみようか

僕の前のテーブルには、おばあちゃんがこちらに背を向けて座っていて、だけどすごく猫背というか、うつむいているよう。 周りの席の人たちは彼女を心配そうに覗き込むけれど、その反面楽しんでいるようでもあり……。 と、思っていたら、おばあちゃんが顔を上…

旅の記憶から今後のアイデアを探ろうという試みをしてみようかと。

先日、先生のライブに行ったら知人から言われました。 「もうオリジナル作らないの? 作るといいですよ」と。 うーむ。 去年、オリジナルの曲を作ったのは、イタリアのアッシジで聴いた讃美歌が心に残ったので、これを旅の記念というか、カタチにして残した…

ウェールズで思い出した、古い街と若い声の記憶

昨日の記事でウェールズと書いたら、自分も一度だけウェールズに行った(というか通り過ぎた)ことがあるなぁ、と、思い出したのです。 guitar-itsuka.hatenablog.com クリス・バックはサウス・ウェールズの出身らしいですが、私が通り過ぎたのはウェールズ…

積み重なった人生を、なんとか前に進めるように ―― Grandfather's Waltz を聴きながら

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」 自分が酒好きなのは、確実に祖父の影響だと思います。 ちょっと外出すると、帰りにどこかで一杯やっていきたくなる。帰ってきたらきたで、一杯やりたい。実家にある仏壇の前に立つと、自分の顔は、特に口元が祖父…

音楽の瞬間は、やっと掴んだ! と思ったらスルスルと指の間を抜けて 〝Waiting in Vain〟

オズ・ノイのバンド・プロジェクト、Ozone Squeezeのアルバムから、ボブ・マーリーのカヴァー〝Waiting in Vain〟を聴きました。 youtu.be レゲエっぽさが消えて、まるでポップスのようだけど、この曲の持つ切なさみたいなものがディフォルメされているよう…

「あまおう」と「ストロベリー何とか」 亡き父の想い出とともに

お題「いちご」 「ビートルズっていえば、『ストロベリーなんとか』ってのがあったよなぁ」 10年前、病床で父親がふと言いました。 がんでもう先が長くない。そんな状況で見舞いに行った際、僕がリヴァプールやロンドンに行って、ビートルズに縁のある場所を…

ギターマガジンの予告を見て、ロンドンのジミヘンの部屋を思い出した

来週発売される、ギターマガジン4月号は、ジミヘン特集だそう。 Guitar magazine (ギター・マガジン) 2018年 4月号 [雑誌] 作者: ギター・マガジン編集部 出版社/メーカー: リットーミュージック 発売日: 2018/03/13 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを…

始めてのエレキギターは、底のない深淵なる沼への入り口だった

昨日の、続き。 毎日、練習をするのですが、齢40の初心者にとっては、いかんせん変化が乏しい。できることがあまりにも限られているし、何日か続けたところで、いきなり劇的な変化が訪れるわけでもない。 つまりは辛い、つまらないのです。 まぁ、その辛さに…

始めるのに遅い、なんて考えるのはやめよう

多分、これの続きです。 guitar-itsuka.hatenablog.com 以前、あるアーティストにインタビューしたとき、旅が趣味で世界一周をしたこともある彼は言っていました。 「旅先で出会う日本人は、ほとんどが二十歳前後かシニア層。その中間がいないんです。欧米の…

観客の目を見ること、視線をずらすことについて考えた

何年か前に、発表ライブに来ていた先生の友人ミュージシャンから、アドバイスを受けたことがあります。 「お客さん一人ひとりのほうを見ないとね」 先日、取材先で余談的に伺ったのですが、歌手の人はステージ上から観客のほうを見るふりをして実は見ていな…

僕はどのようにFコードを克服したのだろう

ギター初心者に、必ずや立ちはだかる難関といっていい、Fコード。 こんなやつ、ですね。いわゆるバレーコード。 ギターを始めたけど、挫折してしまったという方がその理由に挙げる最たるもののひとつだと思います。 ネットを検索しても、Fの押さえ方に関して…

ギターと同じくらい大きかった、歌う、ということ

こちらの続き、です。 guitar-itsuka.hatenablog.com 結局、なんやかやと自分でいろいろやってみたものの、そんなに簡単に事がうまく運ぶことなんてなく、発表ライブでのソロは散々だったような気がします。というか、もはや憶えていません。。 この曲はこの…

与えられたものより、自分で考えること

前回の続きです。 guitar-itsuka.hatenablog.com 学生の頃に好きになった曲を、改めてギターでトライ ということで、発表ライブが終わったあと、「Mojo Hand」に加えて、新しい曲を練習することにしました。 例えば大人になってギターを始める人は、「昔好き…

乞食と役者と、ミュージシャンは3日やったらやめられない(?)

この記事の、続きです。 guitar-itsuka.hatenablog.com ギターを習い始めて初の曲「Mojo Hand」を半年ほど練習して、自分にとって初めての発表ライブがありました。 場所は自由が丘のアイリッシュ・パブで、先生のバンドのサポート付きで演奏したのですが、…

奄美大島からアンダルシアへ。記憶を辿って奏者の心得を考える

昨日の記事を書いていて、奄美のことを思い出したので、現地で唄者の先生に伺った話を、もう少し記しておこうと思います。 guitar-itsuka.hatenablog.com 奄美大島の中心地、名瀬。考えたら、ちょうど1年前に行っていました。奄美の集落は、この写真のように…

初めての練習には、音楽の奥深さがある?

やりたい曲をすぐに練習できるのがギターの手軽さ ギター(あるいは楽器)を手にして、初めて演奏した曲は何ですか? 例えば管楽器とか、バイオリンとかチェロとかだったら、まずは音を出すこと自体にそれ相当の時間をかけるものだと思いますが、ギターやピ…

ギターを始める(3) 僕が指弾きになった理由

前回の続き、です。 guitar-itsuka.hatenablog.com ピックって、音がデカい(狭い部屋で、しかもアコギでは……)!! なぜ、最初のギターをアコギにしたのだろう。 今考えると、とんと思い出せないのだけど、おそらくは アコギこそがギターの基本で、 アコギ…