40→70 ギターでデビューする!

ヤマザキです。40歳でギターを始め、8年目に入ってしまいました(2021年現在)。無謀にも70歳までにデビューするという目標を立てているのだが、はたして……? 普段はライター業をしています。

11月、リヴァプールの風は冷たかった

昨日は久々に、対面のインタビュー仕事で、しかも、カメラマンさんは偶然、僕とはもう 20 年来の大変にお世話になっている方だったので(一緒にお仕事するのは恐らく 5年ぶりぐらい)、昔のことをいろいろ思い出してしまったのです。 帰り道に、そういえば一…

5月14日は B.B. キングの命日だったはずだ

古い写真を見返していて、思い出しました。 確か、5月14日 が B.B. キングの命日だったと思います。 というのも、そのニュースが入ってきたとき、私(と妻)はバルト海を進む船の上にいたのです。 2015 年の 5月、私たちは 2週間ほどの北欧の旅に出かけまし…

来年は成り上がってやるぜ、なんて息巻いてみようかと。。

もう十数年も前になりますが、アメリカのニューオーリンズに取材で行けたことがあったのです。 ちょうどその年はエルヴィス・プレスリーの没後 30 年とかで、じゃあメンフィスでも行くか!? みたいな感じでしたが、ニューヨーク在住の戦場カメラマン(!)…

カティ・サークから旅をしよう 今日の一目ぼれ 200601

飲んだら弾けないけれど(涙)、こういうの見るのは好きです。 Login • Instagram お酒はカティ・サークですね。 カティ・サークは 19 世紀に造られたイギリスの船の名前。ロンドン郊外のグリニッジで展示されていて、見ることができます。 何年か前に行った…

ビリー・ジョエルを改めてちゃんと聴いてみようと思ったのだ

久々に、旅の続きを。 guitar-itsuka.hatenablog.com その前年に初めて飛行機に乗ったのですが、それがアエロフロートで。。今はもう最新鋭の機材が揃っていますが、当時はとにかく古くて汚くて、、だけど僕はそれが飛行機というものだと思っていました。 gu…

Gラヴとケブ・モはレーベルメイト、だったはず

さて、頭の中を 1994 年の夏に戻してみると。 guitar-itsuka.hatenablog.com Virgin でも HMV でも、パリでもロンドンでも、これが大体的にフィーチャーされていました。 G. Love And Special Sauce 発売日: 1994/05/10 メディア: MP3 ダウンロード G. Love …

モリッシーが歌う〝Moon River〟はいずこへ……

先日、アコギのことを書いていたら。 guitar-itsuka.hatenablog.com ネットで検索すると、ヘップバーンのことが結構出てきたのです。 www.youtube.com あぁ、そうだよね。〝Moon River〟だ。。 実際に彼女が持っていたのは、ハーモニーのステラというギター…

〝The End Of The Innocence〟も流れていたはずだ ―― 旅先から少し外れて

先日の記事を書いていて、ドン・ヘンリーといえば、と思い出しました。 guitar-itsuka.hatenablog.com たぶん〝The End Of The Innocence〟も流れていたはずだと思うんだよなぁ。 1989年の同名のアルバムからのシングルで、売れに売れたという。まぁ、自分は…

旅先でのヘビロテ〝Sometimes Love Just Ain't Enough〟 パティ・スマイス&ドン・ヘンリー

久々に、本当に久々に、旅先で聴いた音楽の話。 前回はストックホルムで終わっていました。 guitar-itsuka.hatenablog.com この翌年(1994年)の夏、姉と一緒にパリ~ロンドンへの 1 週間ほどの旅行に行きました。 現地の会社によるツアーで、パリ ― ロンド…

ストックホルムで観たハロウィンのコンサート ―― ヴァイキングたちに囲まれて

久々に、旅シリーズの続き。 guitar-itsuka.hatenablog.com コペンハーゲンから再びストックホルムに戻り、街を歩いていたら、泊っているユースホステルにほど近いライブハウスで、ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、ハロウィンのライブを告知するポスターが…

プリティ・メイズだったはずが、シン・リジィ、そしてハンマスホイへ ―― とりとめない旅の記憶

コペンハーゲンの目抜き通りというか、旧市街的な観光スポットのひとつに、ストロイエという小ぢんまりとした歩行者天国があるのだ。 www.tripadvisor.jp ストックホルムから夜行列車で、途中ヨーテボリから連絡船にも乗って、朝の 6 時に着いたけれどやるこ…

湯治に行ってきた。そして、湯に入る合間に練習を

先日、妻と 2 人で群馬県の四万温泉に行ってきました。 宿は、元禄 7(1694)年の創業で、映画『千と千尋の神隠し』のインスパイア元にもなったという積善館。 www.sekizenkan.co.jp 部屋の窓から。 夜。雰囲気満点! です。しかし、宿泊客による大撮影会に…

西に向かいながら〝Flying East〟を聴く。―― 旋回するアエロフロートに乗って

この前、むかしの記憶を掘り起こしてみたら結構楽しかったので、、もうちょっと続けてみようかと。 guitar-itsuka.hatenablog.com このときはスウェーデンとデンマークに行ったのだが、そもそも海外旅行も初めてなら、飛行機に乗ることも初めてだったのだ。…

蘇った旅の記憶 ―― ここから創作にトライしてみようか

僕の前のテーブルには、おばあちゃんがこちらに背を向けて座っていて、だけどすごく猫背というか、うつむいているよう。 周りの席の人たちは彼女を心配そうに覗き込むけれど、その反面楽しんでいるようでもあり……。 と、思っていたら、おばあちゃんが顔を上…

旅の記憶から今後のアイデアを探ろうという試みをしてみようかと。

先日、先生のライブに行ったら知人から言われました。 「もうオリジナル作らないの? 作るといいですよ」と。 うーむ。 去年、オリジナルの曲を作ったのは、イタリアのアッシジで聴いた讃美歌が心に残ったので、これを旅の記念というか、カタチにして残した…

ウェールズで思い出した、古い街と若い声の記憶

昨日の記事でウェールズと書いたら、自分も一度だけウェールズに行った(というか通り過ぎた)ことがあるなぁ、と、思い出したのです。 guitar-itsuka.hatenablog.com クリス・バックはサウス・ウェールズの出身らしいですが、私が通り過ぎたのはウェールズ…

僕は音楽で誰かをストーリーの主人公にしてあげられるだろうか ―― カズオ・イシグロ「老歌手」とヴェネツィアの想い出

今年の 6 月、夫婦でイタリアを旅してきました。 ミラノから入って、次の滞在地として選んだのが、ヴェネツィアでした。 guitar-itsuka.hatenablog.com もうとにかくどこを歩いても絵になって、絵になりすぎるので写真もほとんど撮らなかったのですが、その…

旅で見つけた新たな目標

ナポリの後、ローマを3日ほど見て、日本に帰ってきました。 写真は、市内を流れるテヴェレ川。遺跡とかがガンガンある市の中心からこの川を渡ったトラステヴェレ地区には美味しいレストランもたくさんあって気に入りました。 帰ってきた日、ついついウディ・…

ナポリという街の色気。これは一体何なのだ

アッシジの後、一気にナポリまで南下しました。 港ごしにヴェスヴィオ山を望みます。「ナポリを見てから死ね」とは誰が言ったのだったか。確かに、言われれば人を誘う何か色気のようなものがあるような気がします。 そして、下町(スパッカ・ナポリ)も色っ…

喋るように弾く鍵は、喋ることにあり?

カトリックの聖地、アッシジにやってきました。 聖フランチェスコで有名で、クラシック音楽には彼をモチーフにした有名な楽曲が、メシアンのをはじめ、いくつかあります。しかし、というか。 それよりも(?)、食事が美味しい。マジで美味しい。トリュフが…

あらゆる学問は芸術であり、ジャンルレスだ。

昨日フィレンツェに着き、今日はスペーコラというちょっとマニアックな博物館に行ってきました。何がマニアックかというと、人体解剖についての研究というか、人体の解剖図を蝋で作った模型で表現しているのです。しかも、リアルに。 ※ 写真は、撮りませんで…

スタンダードの安心感、そして少しの郷愁

ボローニャでラグーのタリアッテレ、いわゆるボロネーゼのパスタを食べました。お腹を空かせていたので、がっつくように食べてしまいました。いやぁ、美味い。パルミジャーノチーズをたっぷりとかけて。と、その時、どこからか「マイ・ウェイ」のメロディが…

パドヴァで出会ったイタリアンギター

ベネツィアから、パドヴァという大学で有名な街へと移動。そこで、えっと、ブランド名をど忘れしてしまったけれど、ヴェネツィアのルシアーによるギターを見つけました。店の奥には、イタリアンヴィンテージの傑作、ヴァンダレの姿も見えましたが、シエスタ…

生活からリズムを感じること

イタリアに来て5日ほど。ミラノを離れてヴェネツィアにやってきました。正直、観光地にはほとんど興味がないのですが、ヴェネツィアだけは別、のような気がします。こんなに気分が上がるとは思いませんでした。こんな、海に浮かぶ迷路のような街を作るなんて…

イタリアにやってきました。

昨日、日本を出発し、イタリアはミラノにやってきました。2週間ほど、妻とイタリア主要都市を巡ります。ミラノの鉄道駅。天井が高い。ホテルはすぐそばなので、地下にあるスーパーで惣菜やワインを買って部屋で食べて寝ることにしました。機会があればこち…

ギターを弾く感覚を忘れないために、1日に10分でも触れておきたい

今週のお題「カバンの中身」 カバンというか、スーツケースなので、ひょっとしたら反則になってしまうのかもしれませんが……。 結婚をしてから、妻と共に年に1回、海外旅行に出かけています。2人ともフリーランスなので、2週間ぐらい休みをとって。ぶっちゃけ…

イスタンブールは、ひょっとすると楽器天国かもしれない

お題「もう一度行きたい場所」 昨日、友人との会話の中で、スーフィーの話が出てきて、以前トルコのイスタンブールで観たスーフィーのショーのことを思い出しました。 スーフィー(メヴレヴィー)というのはイスラムの神秘主義で、独特の旋回舞踊で神に近づ…

「あまおう」と「ストロベリー何とか」 亡き父の想い出とともに

お題「いちご」 「ビートルズっていえば、『ストロベリーなんとか』ってのがあったよなぁ」 10年前、病床で父親がふと言いました。 がんでもう先が長くない。そんな状況で見舞いに行った際、僕がリヴァプールやロンドンに行って、ビートルズに縁のある場所を…

ロンドン地下鉄で聴いた〝Live Foever〟は、オアシスとは遠く離れて

旅先で聴いた音楽というのは、何かと心に残っているものです。 先日、この記事を書いて、もうひとつオアシスの曲について思い出しました。 guitar-itsuka.hatenablog.com もうかれこれ10年くらい前にロンドンを訪ねたときのこと。 地下鉄の駅で〝Live Foreve…

印象に残った「オアシス合唱団」 そして「人生最後のリクエスト曲」

前回の記事で、フンデルトヴァッサー・ハウスの写真を引っ張り出そうとして、昔のフォルダを開けたのですが。 guitar-itsuka.hatenablog.com そうしたら、こんな写真も出てきました。 これは、ウィーンのど真ん中、シュテファン寺院前の広場。右の青いTシャ…